いつも車に手拭いを! 元湯神泉館 にこりの湯
温泉に入ると仙人になれます。
妻です。
珍しく夫が祝日にお休みをもらえたので、函館に行ってきました。
函館では、地元住民向けの市場で海鮮系を仕入れ、蔦屋書店で久々の都会感を感じ、ラッキーピエロでチャイニーズチキンバーガーをむさぼるという定番化しそうな行動パターン。
夫が函館山に登ったことがないので、天気が良ければ行ってみようかとも話していましたが、あいにくの曇り時々雨。
次回にこうご期待です。
さて、チャイニーズチキンバーガーを堪能した後、家路を急ぐわけですが、北海道に来てからどこに行っても〆は温泉です。
私はだいぶ海外かぶれですが、海外には温泉があまりないので、日本に住むしかないかも。と思ってしまうぐらい温泉好きです。
田舎で生まれ育った私にとって、東京に出るまで温泉は身近な存在でした。
温泉はわざわざはるばる行くものではなく、暇だから行く。ドライブの帰りに行く。スキーの帰りに行く。子供がどっかつれてけというから行く。行く所が他にないから行く。
常に身近な存在でした。
北海道もご多分に漏れず、どこにでも温泉がある。
なんて幸せなことでしょう。
さて、昨日行った「元湯神泉館 にこりの湯」人生のベスト温泉に入れる類の泉質でした。(函館から長万部方面に1時間ほど)
肌なじみのいいそのお湯は、温泉で肌を濡らしたその瞬間から肌が柔らかくなり、すべすべもちもちとはこのこと。
少々白濁、加水加温なし、かけ流し。
源泉は50度弱ですが、浴槽が高温中温低温に分かれており、低温で40~41度。
入りやすい。
硫黄泉ではないので、硫黄のにおいはありません。
私は気づきませんでしたが、夫曰くなんだかいい香りのするお湯だったそうです。
夫は知り合ったころはそんなに温泉好きではありませんでしたが、温泉好きの師匠(私)に連れまわされ、なんと今回、師匠よりも長湯(1時間半)という快挙!
ちなみに、温泉と水風呂、もしくは湯船と屋外など、熱い、冷たいのサークルを繰り返すのが夫の長湯のコツらしいです。
対して私の長湯のコツは、浴槽の角や置いてある岩の位置を見極め浴槽に入り、胸から上と太もも半分から下を湯に入れない体制を取ります。
お湯に入ってるのは胸から下の胴体のみ。
手・足は湯に入れません。
浴槽の形によるものの、少し寝た体制になり、心臓も湯につかっていないためか、長時間入っていても体への負担は感じません。
そのまま寝てしまって、温泉の管理の人に「大丈夫ですか?」と声をかけられたことは2度ほど。。。
全然大丈夫です。
お湯の温度、外気や室内の温度によって、寒い時、熱い時ありますが、その時はお湯に沈める胴体の量で調節します。
寒い時は脇の下から膝上まで湯につける、とか熱いときはみぞおちから下しか湯につけないとか。
体があったまってくると湯に入れていない手足から湯気が立ち、自分がどれくらいあったまっているのかを知る目安となります。
至福の時。
温泉は日本の文化。
みんなで温泉に入ろう!!!