ラフロイグソーダ
グラスを口に運ぶ。
小さな気泡からはじけるヨード香。
この香りを最後に楽しんだのは東京を離れる夜だっただろうか。
「おお~!」
たまらず声がもれる。
夫が突っ込む。
「まだ飲んでないやん。」
ひとくち。
「くっはー!」
うまい。やっぱりうまい。
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グラスを差し出す。
受け取る夫。
グラスを口元に運び、
「おお~。」
「自分も飲んでないやんけ。」
すかさず突っ込む。
ひとくち。
「う~ん。」
ほらうまい。
以前から気になっていた、洞爺湖温泉にあるカフェに立ち寄ることができた。
大きめのグラスがうれしい!
小腹がすいていたので、自家製カレーパン(¥250)とフォカッチャ(¥150)をつまみに。
ひき肉たっぷりの大きいカレーパン!
フォカッチャはブラックオリーブ、ガーリックドライトマトのみじん切りが香ばしく焦げている。
娘お昼寝中のほんの30分。
だけど、大きな30分。
しあわせなひと時を過ごせた。
ラフロイグソーダが楽しめるお店が、しかもこんなおしゃれなカフェが近くにあるなんて。
ほんとうにうれしい。
ラフロイグソーダは二度うまい。
グラスを口元に寄せた瞬間と、ひとくち口に含んだ瞬間。
だから好きだ。