屯田夫婦の開拓日記

ボロは着てても食事は錦!

林業生活5(カラマツ)

 


皆さんこんばんは、夫です。

寒いですがお元気ですか?
 
こちらは昨夜降った雨がそのまま凍り、朝の道はスケートリンクのようにツルツルでした。山でも砂利道まで行けば滑らなくていいのですが、山までの道のほとんどは舗装路の坂道。ギアを落としてゆっくり走ります。
 
さて今日のお題はカラマツ。本州でも薪ストーブで燃やしたい木ナンバーワンですから、きっと多く植えられているのでしょう。(長野や東北に多いみたいですね)

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今日と明日はカラマツを植えます。カラマツは全刈りといい、置き幅を作らず全て草を刈ることが多いです。理由はネズミの発生を抑えるため(だったような…)。ネズミが木の根をかじり、枯れてしまうことがあるのもカラマツの宿命です。
 
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枯れ木のように見えるでしょ。カラマツは針葉樹でありながら落葉樹。秋には紅葉して葉を落とします。こんなに葉が落ちた状態で植えられても根付くんですよ。下の写真は在りし日の(うちの庭の)カラマツ。そして何と何と、カラマツの良い所はキノコが生えます。
 

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こちらは北海道ではラクヨウと呼ばれるキノコ。その名通りラクヨウ(カラマツ)の下から生えてきます。大きくなればどら焼き大。肉厚でナメコのようなねばりがあり、ここ北海道では大人気です。5〜6個ぐらいのパックが道の駅で2000円ぐらいで売られていたりします。時期になると現場で見つけられることも。ちなみにうちのカラマツにも生えてきます。地元の人に聞くと味噌汁で食べられることが多いようなのですが、僕はキノコうどんにしたりなめ茸風に煮たりしました。うまいですよ。
 
最後にカラマツの大きな特徴はその香り。何と、森の香りの香りがします!トイレなどの芳香剤の、あの森の香り。まさにあれそのままの匂いです。トドマツやエゾアカマツなんかも同様の良い香りがするのですが、カラマツは特に香りが強い。植える際にバッグに100本ほど入れると周囲に漂います。みなさんも是非トイレに一本!