林業生活4(苗を植える)
皆さんこんばんは、夫です。
なかなかきれいでしょ。これは苗を2列に植える二条植えと言います。植える場所の上下には草も刈らず、苗を植えない場所があります(置き幅といいます)。ここは草原だけど、木の枝がゴロゴロしているような所であれば、植えるときに邪魔にならないようにこの置き幅に寄せます。苗の周りはまた春〜夏に下草刈りをするので何も残らないように、きれいに寄せます。
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今植えてるのはトドマツ。北海道(と言ってもここ周辺しか分からないけど)では杉やヒノキは植えず、トドマツやカラマツ、アカエゾマツなどを植えることが多いです。
苗と苗の間は170cm程度。木が育つと直ぐに間は埋まり、横枝が育ちにくくなるため効率的に木が上に育つそう。
もう溶けてしまったんですが、数日前に雪が降ったのでここ最近の苗植えは大変でした。20cm程度の降雪でも雪をどかしてから土を掘って苗を植えないといけない。なかなかいつも通りのペースでは植えられません。なお苗は一日で、一人あたり500本ほど植えます。500本と言うと多そうに聞こえますが、苗も50cm程と小さいし、慣れれば何ということはありません。苗が植え終われば今度は間伐。これからの季節だから、もちろん雪の中でガンガンやるそう。またこちらでも紹介しますね!