屯田夫婦の開拓日記

ボロは着てても食事は錦!

私の投資遍歴2~国内株式編

皆さんこんにちは、夫です。

このブログにはgoogleアドセンスを入れているんですが、前回投資のことについて書き始めたところ、てきめんに広告がえげつなくなってしまいました。広告のアルゴリズムはすごい!前はアウディやら日産やら格安SIMやらもう少し品のある(?)広告だったのですが、一変しました。まあそんなことはどうでもいいや。

今日も前回に引き続き、このお題です。

私の投資遍歴2~国内株式編 

以下の投資法を実際に試して感じたことです。個人的な思いや偏りが強い内容ですが。

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1.バリュー株投資

会社として価値があるものの、市場から評価されず低価格にあまんじている株。響きがいいですよね。決して貶める訳ではないのでバリュー株投資されている方は気分を害さないで下さい。バリュー株とは具体的には①低PER、②低PBRの株のこと。PERとは株価収益率といい、株価が一株あたり利益の何倍の水準にあるかと言うものです。東証一部の平均が14ぐらいだったかな。一般的に10を下回ると低PERと呼ばれます。利益の割に株価が低いと言うことです。ちなみにPERが高い銘柄だと100を超える銘柄もあります。また、PBRとは株価純資産倍率と呼ばれ、細かい説明は・・・まあいいや。1を切ると株価が割安な水準と言われるもの。事情は銘柄ごとにあるとは言え、割安な株は割安になっているだけの理由があるんですよね。今後の成長が見込みにくいとか。下値が固い(下落しにくい)メリットはありますが、すぐに上昇することも稀であるため手は出さなくなってしまいました。

2.復活株

良い会社なのに不祥事・問題などを起こしてしまい一時的に株価が下落しているもの。これは問題の内容、影響、すぐ回復するか否かに分かれます。良い会社なのに、安くなってしまって魅力的に見えるんですよね。例としてはエアバッグのリコール問題で話題となったタカタ、そしてスカイマーク。前者は安易に手を出したところ際限なき問題となり下落したものの、何かのニュースで上がった瞬間に損切りが出来ました。後者は経営難→エアバスの航空機キャンセル→エアバスからの損害賠償により爆下げ→国交省からの支援で爆上げ(ここで手を出してしまった)→金が入るんならといったん引っ込めたかに見えた損害賠償再燃・爆下げ→第三者割当の公募増資(株価戻し同値撤退)→資金繰りつかず上場廃止。本当に危ないところでした。こういった類の株にはもう二度と手を出さないと心に誓いました。

3.ストップ高投資法

大きな買収、提携や、時流に乗ったテーマなどが急に注目を浴びて、ストップ高を付けた銘柄の投資です。ストップ高とは当日の売買値幅上限でも買い手多数で取引が成立しない状態で、前日の株価により値幅は異なりますが前日比16%超値上がりをした株です。買い手多数のため連続ストップ高になることも。ただし、基本的に好材料による高騰は一過性のものであるため長く持っていると酷い損失を抱える危険性もあります。ニュースの内容、企業の規模や立ち位置により影響がどれだけ大きいかを判断することが必要です。また全体的な値下がり局面だと思わぬ利益確定売り、便乗した空売り圧力に負けて急落することもあります。また、ストップ高しそう!という株に飛び乗れれば思わぬ利益になることも。今でも機会があれば便乗するようにしていますが、常に株価をチェックできる環境にないと難しいかも知れません。

4.好決算投資法

ちょうど今、決算発表シーズンですね。決算発表により好決算を発表した銘柄は基本的に株価を上げます。好決算の株を買い、値上がり差益を狙うオーソドックスな手法です。但しこれも簡単ではなく、コンセンサス未達による下落、材料出尽くしによる下落の恐れがあります。前者は前年比でプラスの立派な業績を上げているにもかかわらず、市場関係者の予想までは上がらず、失望売りとなるということです。基本的に株価は出回っている情報、出回っていない情報、予想を元に成り立っていますので、予想を下回れば売られることが多いです。なおコンセンサスの値はネット証券でも見られるので難しいことではありません。そして後者は決算が良いからここで売ってしまおうとの売り、そして売りに便乗した空売り、好決算だからと安易に手を出した輩の狼狽投げ売りにより思わぬ下落があります。昨年はこのような決算が多く、僕も一度エプソンの決算で捕まり、ナンピン(下落した所で下値買い増し)し、3カ月間たってようやく同値撤退出来ました。好決算の銘柄でも当たりばかりとは言えず、難易度が高いと捉えています。 

5.好決算、出尽くし下落銘柄を拾う

ジャジャン!好決算で下がった所を狙えばいいのでは!昨夏実施しましたが、不運にも8月26日の中国を発端とした大暴落(チャイナショック)被弾。かなりの痛手を被るも、じっと耐え、大半が同値撤退出来ました。きっと被弾前に既に下げてしまっていたからダメージが少なかったんでしょう。ただ、ひと銘柄のみは戻らず、あきらめ売り。もはや損切りとも言えません。このあたりからアベノミクス相場への疑惑が募ります。決してチャイナショックのせいではありませんが、今までのような落ちても戻る相場もそうそう続かないのではないかと。上記のナンピンも、また株価が上昇すると思うから出来るのです。下げトレンドに入ってしまえばナンピンは出来ません。少し下がった時点で損切りすることは大事ですが、急な下落により逃げが間に合わないこともあります。

6.超短期トレード

現在取り組んでいるスタイルです。下げトレンドの中でも上げる「テーマ」を持った株、短期的に値動きが激しい(ボラティリティが大きい)株での超短期トレード。下落トレンドの中では株を持ち続けるリスク(思わぬ下落、資金拘束)があります。それを避けるべく、基本的にはデイトレード、持ち越しても流れが良くないと見るやすぐ手放す方針です。値動きが大きいため資金拘束が少なく取引が可能です。大丈夫、大きく下がる前に売らないといけない株です。逆に損切りを徹底できるでしょう。ただ、最近なかなか成績が良くないせいもあり、目をつけた株は良いのですが、少し下げただけで狼狽売りしてしまったりと「あの時ホールドできたら」との反省(後悔)が昨日もありました。ただ次回より対策は打てると思っています。今年は初めて年初来マイナス。しかし心はまだ折れていません。(そんなに損も大きくないです)冷静に、失敗より学びつつ、負けないトレードで長く市場に参加し続けたいと思います。

 

おわりに

最近また本を読むようになってきたのですが、この本を読んでれば失敗しなかったのに・・・という思いによく捉われます。やはりインプットなしに成長はしませんね。読みたい本はあるため早く読もう。また読んでる中でこれはと思った良著もあるため紹介しますね。