屯田夫婦の開拓日記

ボロは着てても食事は錦!

私の投資遍歴

皆さんこんにちは、夫です。

年初から下降の一途を続けていた日経平均は、一昨日(1月21日)の16,017円(年初より3,000円超下落)から昨日(同22日)は+941円の16,958円と大きく切り返し、いきなり混沌とした様相を示しています。

さて、のんびりとした田舎暮らしには似つかわしくないかも知れませんが、僕は全力で投資をしています。

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妻からは、「昼はブルーカラー、夜は投資家」と笑いながら言われます。きっと好きなんでしょうね。経済のこと考えたり、予測をして行動したことが金銭という形ではっきりと自分に突きつけられるのが。もちろん儲かることばかりではありません。自分の見通しの甘さや売買タイミングの悪さによる損、また不運にも暴落に巻き込まれてしまうこともあります。

私の投資遍歴

1.大学時代

関西の某有名国立大学・経済学部を卒業。好きだった授業は日本経済論。バブル崩壊時の日銀の行動、土地価格などの各種指標から当時どのようなサインが出ていて、当時の好景気が崩れることがどの時点で明らかになったかを論じた授業です。ご多分に洩れず日本のあるべき文系大学生の姿として勉強には不真面目でしたが、この授業は非常に面白く真面目に受講していました。何でも捨ててしまう癖がある僕ですが、この授業のノートだけはこっそりと取ってあります。なお、同大学には経営学部と経済学部があります。経済学部を選んだ理由としては、戦術よりも戦略。近視眼的な勝ちを求めるよりは、どこに進むべきかとの大局観を持ちたいとの壮大なものでしたが、それは授業態度に全く活かされませんでした。卒論のテーマは独占禁止法に関わる新制度(当局にチクると課徴金が減免される)の効果について。この経験から高シェアを持つ企業の強さを感じ、企業間取引を行う某大手化学メーカーに就職しました。

2.外貨預金の失敗

物心がついて1995年の1ドル79円という超絶円高期は別として、その後110円~120,130円を推移していたドル/円の水準から、110円を切ったら買い時だと思っていました。そして、大学卒業後のリーマンショック前、105円の時に20万円分程ドルを買いました。根底にある理由としては日本の国債発行残高の多さから将来的に日本の財政破綻懸念、ハイパーインフレによる超円安時代がやってくるというものでした。結果はご存知ですね。リーマンショックの後遺症による日本のデフレ継続、超円高になってしまいました。その後こんな円高は続かないと80円時点で今度は大量にドルを購入、110円時点での利確と利益を得ることは出来ました。当初105円の購入も少額だったから長期放置してしまっても良かったものの、有り金大半投じてしまっては目も当てられません。この失敗の原因は、30年後を見て1~2年後を見られていなかったことにあります。頭でっかちだったんでしょうね。最近聞いた言葉で印象に残っているのは、「経済を勉強していれば株(または為替・原油など)で勝てるわけではない。もしそうならば大学教授は大金持ちだ。」というもの。確かに。また、「儲けてない人が何を言っても説得力がない。」これも確かに。億り人(資産一億を達成した人)が常に正しいわけではありませんが、実績があるために言っている内容に説得力があります。

3.投資信託による分散投資

上の項目の時期と重なりますが、あるファイナンシャルプランニング・サービスを受けており、投資信託による分散投資をしていました。主に開始した時期は2008年のリーマンショック後。未曾有の経済危機などと言われたら、これは天与の買い場だと血が騒ぎました。買い方は危機直後にドッサリと。その後は月々の積み立てで少しずつ。内容は比較的積極的な運用で、株式:債権=2:1、先進国:新興国=1:2、海外比率はかなり高く80%程度(かなりの円高水準と捉えていたため)。上下に振れるリスクは大きくても中長期的に見ることで大きなリターンを得ようとするものでした。この投資法は北海道移住というライフスタイル(収入減と住宅購入の支出)の変化、そしてアベノミクスによる日本株式への成長期待により2013年に終焉を迎えました。

4.国内個別株式

さあ、ようやく現在の姿になりました。時は2013年秋。株を買おうと思っても専門的な知識がありません。ネット上で四季報データ見られるから一応見ておくか。幸い今は諸悪の根源たるデフレ脱却を目指すアベノミクス相場。上昇基調であるため焦らず中長期でホールドする方針で、仮に一定の値上がりをすれば売ることも考え、初めての株式購入に臨みました。銘柄は、ANAホールディングス。順調に成長していて配当もほどほどあり、何より株主優待も航空運賃半額券と魅力的。結果、1年の保有で15%上昇したため利確。今から考えると地合いが良かっただけでその銘柄選択はどうなのか?と思う部分もありますが、株式投資一年生としては上場の出だしでしょう。

つづく

国内個別株式は現在全力を挙げて投資している分野ですが、考えただけでかなりボリュームが大きくなってしまうため、次回に詳しくお話ししようと思います。お楽しみにー。