屯田夫婦の開拓日記

ボロは着てても食事は錦!

林業生活(間伐の始まり)

みなさんこんばんは、夫です。
今日から間伐が始まりました。
 
朝起きて、家の周りはほんのちょびっとの積雪。
しかし山に近づくにつれ雪は深くなります。
 
舗装路から砂利道(だったところ)に入ると、そこには車のタイヤ跡はなく新雪が広がっています。40km/hぐらいで走れば、かき分けた雪がサイドウインドウから流れるように飛んでいくのが見えて、まるで除雪機を走らせているよう。
もう少し進むとフロントウインドウに大量の雪が降り掛かってきました。そう、雪がバンパーの上に乗り上げています。車は車高の高いジムニー(平成3年式)。前が見えなくなるとさすがに危ないのでスピードは落として。

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現場の近くまで来るとカラマツの樹氷
 

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この先少し進んだところから車は進めず徒歩になります。人が揃ったら行軍開始。積雪は膝下すぐ、約60cm。サラサラの深い雪なので先頭は大変です。足を高く上げ、一歩一歩踏みしめ進みます。疲れたら最後尾に。先頭を順に替え進んでいきます。そのうち雪はもっと深まり膝上までに。深さは約80cm。息を切らせながら現場まで2時間。かなり良い運動になりました。
 
現場についたら間伐を開始します。今日の現場は雑木が多いため、育った苗には手を付けず、雑木だけ切りました。準備で身体が冷えていたからか、チェーンソーを使いだした頃には手が凍るように冷たくなったので、手を温めるため少し休みを入れて。動いてるうちに手は温まり、休憩は必要なくなります。たまにチェーンソーが寒さのために休みを欲しがったり。
作業が終われば山を下ります。登りに2時間かかった道が、下りるのは30分!行きはヨイヨイ〜の逆ですね。
これから真冬になれば雪も固くなり、歩きやすくなるそう。今の時期は本当に歩きにくくて大変なようです。毎日続くとだんだん嫌になってくるんだけど、何事も初日は新鮮なのか楽しいです。明日もがんばろう!